2010年 04月 08日
のっちゃんさん、のっちゃんママ、たーちゃんさんと一緒に 青山劇場へ「戯伝写楽」の観劇。 青山劇場は、アキコ・カンダ先生の公演で、 円形劇場の方には訪れたことが何度かあるけど。 メインホールの方は初めて。 たった10ヵ月という短い活動期間の後、忽然と姿を消してしまったという絵師:写楽。 今もなお、その写楽をめぐってのミステリーを追う研究者がいるらしい。 謎に包まれたその正体は、今までも諸説あったといいます。 その"写楽"が、もしも女性だったら?という設定で繰り広げられる作品。 写楽以外にも、歌麿や北斎など色んな人物が出てきて。 こうした時代背景や写楽の謎についても、もっと知識を持って観たら、より楽しめたのかも。 主演は、宝塚出身の大和悠河さんと劇団☆新感線出身の橋本さとしさん。 橋本さとしさん演じるのは、能役者・斉藤十郎兵衛。 数ある写楽像の説として、一番多いのが、この斉藤十郎兵衛なんですよね。 が、今回は斉藤十郎兵衛=写楽ではなくて。 その十郎兵衛が出逢った"おせい"という女性=写楽というストーリー。 橋本さとしさん演じる十郎兵衛は、なんともテンポの良い心地よいお芝居をしていて、 感情豊かな歌声で魅せていました。 "おせい=写楽"を演じた大和悠河さんは、 なんとも掴みどころのない現実味のない雰囲気を上手に醸し出していました。 鬼気迫る絶叫は鳥肌モノで、悲しいラスト・・・かと思いきや。 なぁ~んだ、すっかり騙された~~~っ! と、清々しく爽やかなラスト。 特筆すべきは、花魁役のソニンちゃん。 フラメンコ友のAmayaにお顔がどこか似ているので、なぜか思い入れが深くなる。 ただのアイドルかと思っていたソニンちゃんは、見事な女優さんでした。 あの感情ほとばしる花魁の最期は、号泣でした。 面白かったのは、舞台上にセットされた生バンド。 オケボックスでの生音楽ではなくて、 舞台上で4人のミュージシャンが色んな楽器を巧みに操って、 ロックやらジャズやらフュージョンやら。 いろんなジャンルの音楽を奏でていて、舞台に華を添えていたのが印象的。 舞台最後には、すっかり江戸時代にタイムスリップな気分。 写楽も歌麿も北斎も。 芸術家の本能・苦悩・・・みたいなものをそれぞれに描いていて。 実際にこんな人たちだったかも?なんて思ってしまうほどに面白かった。
by azurblue
| 2010-04-08 23:59
| 舞台&映画
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